std::asinh, std::asinhf, std::asinhl
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ヘッダ <cmath> で定義
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||
float asinh ( float arg ); float asinhf( float arg ); |
(1) | (C++11以上) |
double asinh ( double arg ); |
(2) | (C++11以上) |
long double asinh ( long double arg ); long double asinhl( long double arg ); |
(3) | (C++11以上) |
double asinh ( 整数型 arg ); |
(4) | (C++11以上) |
1-3)
arg
の逆双曲線���弦を計算します。目次 |
[編集] 引数
arg | - | 浮動小数点または整数型の値 |
[編集] 戻り値
エラーが発生しなければ、 arg
の逆双曲線正弦 (sinh-1
(arg) または arsinh(arg)) が返されます。
アンダーフローによる値域エラーが発生した場合、 (丸めた後の) 正しい結果が返されます。
[編集] エラー処理
math_errhandling で規定されている通りにエラーが報告されます。
処理系が IEEE 浮動小数点算術 (IEC 60559) をサポートしている場合、
- 引数が ±0 または ±∞ であれば、それが変更されずに返されます。
- 引数が NaN であれば NaN が返されます。
[編集] ノート
(この関数について C++ が参照している) C 標準は、この関数に「arc hyperbolic sine」と名付けていますが、双曲線関数の逆関数は面積関数です。 引数は双曲的扇形の面積であり、円弧 (arc) ではありません。 正しい名前は「inverse hyperbolic sine」 (POSIX で使用されています) または「area hyperbolic sine」です。
[編集] 例
Run this code
出力:
asinh(1) = 0.881374 asinh(-1) = -0.881374 asinh(+0) = 0 asinh(-0) = -0
[編集] 関連項目
(C++11)(C++11)(C++11) |
逆双曲線余弦 (arcosh(x)) を計算します (関数) |
(C++11)(C++11)(C++11) |
逆双曲線正接 (artanh(x)) を計算します (関数) |
(C++11)(C++11) |
双曲線正弦 (sinh(x)) を計算します (関数) |
(C++11) |
複素数の逆双曲線正弦 (arsinh(z)) を計算します (関数テンプレート) |
asinh の C言語リファレンス
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[編集] 外部リンク
Weisstein, Eric W. "Inverse Hyperbolic Sine." From MathWorld--A Wolfram Web Resource.