std::fmax, std::fmaxf, std::fmaxl
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ヘッダ <cmath> で定義
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float fmax ( float x, float y ); float fmaxf( float x, float y ); |
(1) | (C++11以上) |
double fmax ( double x, double y ); |
(2) | (C++11以上) |
long double fmax ( long double x, long double y ); long double fmaxl( long double x, long double y ); |
(3) | (C++11以上) |
昇格後の型 fmax ( 算術型1 x, 算術型2 y ); |
(4) | (C++11以上) |
1-3) 2つの浮動小数点引数の大きい方を返します。 NaN は存在しないデータとみなされます (NaN と数値の間では、数値が選ばれます)。
4) 1-3) でカバーされない算術型の引数すべての組み合わせに対するオーバーロード集合または関数テンプレート。 いずれかの引数が整数型の場合、それは double にキャストされます。 他のいずれかの引数が long double の場合、戻り値型は long double になり、そうでなければ double になります。
目次 |
[編集] 引数
x, y | - | 浮動小数点または整数型の値 |
[編集] 戻り値
成功した場合、2つの浮動小数点値の大きいほうが返されます。 返される値は正確であり、いかなる丸めモードにも依存しません。
[編集] エラー処理
この関数は math_errhandling で規定されているいかなるエラー状況の対象でもありません。
処理系が IEEE 浮動小数点算術 (IEC 60559) をサポートしている場合、
- 2つの引数の片方が NaN であれば、他方の引数が返されます。
- どちらの引数も NaN であれば、 NaN が返されます。
[編集] ノート
この関数はゼロの符号に敏感であることは要求されていませんが、処理系によっては片方の引数が +0 で他方が -0 であれば +0 が返されることを追加で強制しています。
[編集] 例
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出力:
fmax(2,1) = 2 fmax(-Inf,0) = 0 fmax(NaN,-1) = -1
[編集] 関連項目
(C++11) |
第1引数の浮動小数点が第2引数より大きいかどうか調べます (関数) |
(C++11)(C++11)(C++11) |
2つの浮動小数点値の小さい方を返します (関数) |
指定された値の大きい方を返します (関数テンプレート) | |
指定範囲の最も大きな要素を返します (関数テンプレート) | |
(C++11) |
2つの要素の小さい方と大きい方を返します (関数テンプレート) |
(C++11) |
指定範囲の最も小さな要素と最も大きな要素を返します (関数テンプレート) |
fmax の C言語リファレンス
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