std::ios_base
提供: cppreference.com
ヘッダ <ios> で定義
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class ios_base; |
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クラス ios_base
はすべての入出力ストリームクラスのための基底クラスとして提供される多目的なクラスです。 いくつかの種類のデータを管理します。
1) 状態情報: ストリームステータスフラグ。
2) 制御情報: 入力シーケンスと出力シーケンス両方の書式を制御するフラグとロケール設定。
3) プライベートな記憶域: long と void* の両方を格納できるインデックス付けされた拡張可能なデータ構造。 これは2つの任意サイズ配列、または2つの要素を持つ構造体の単一の配列、または別のコンテナとして実装されるかもしれません。
4) コールバック: imbue()、 copyfmt() および ~ios_base() から呼ばれる任意の個数のユーザ定義関数。
一般的な実装は、下に示す fmtflags、 iostate、 openmode、 seekdir のすべての値に対応するメンバ定数、現在の精度、幅、書式フラグ、例外マスク、バッファのエラー状態、コールバックを保持するリサイズ可能なコンテナ、現在設定されているロケール、プライベートな記憶域を管理するメンバ変数、 xalloc() のための static な整数変数を保持します。
目次 |
[編集] メンバ関数
オブジェクトを構築します (プロテクテッドメンバ関数) | |
[仮想] |
オブジェクトを破棄します (仮想パブリックメンバ関数) |
書式 | |
書式フラグを管理します (パブリックメンバ関数) | |
特定の書式フラグをセットします (パブリックメンバ関数) | |
特定の書式フラグをクリアします (パブリックメンバ関数) | |
浮動小数点操作の10進精度を管理します (パブリックメンバ関数) | |
フィールド幅を管理します (パブリックメンバ関数) | |
ロケール | |
ロケールを設定します (パブリックメンバ関数) | |
現在のロケールを返します (パブリックメンバ関数) | |
内部の拡張可能な配列 | |
[静的] |
pword() および iword() へのインデックスとして使用するのに安全な、プログラム全体で一意な整数を返します (パブリック静的メンバ関数) |
必要であればプライベートな記憶域をリサイズし、指定されたインデックスの long 要素にアクセスします (パブリックメンバ関数) | |
必要であればプライベートな記憶域をリサイズし、指定されたインデックスの void* 要素にアクセスします (パブリックメンバ関数) | |
その他 | |
イベントのコールバック関数を登録します (パブリックメンバ関数) | |
[静的] |
C++ と C の入出力ライブラリが相互運用可能であるかどうかを設定します (パブリック静的メンバ関数) |
メンバクラス | |
ストリームの例外 (パブリックメンバクラス) | |
標準ストリームオブジェクトを初期化します (パブリックメンバクラス) |
メンバ型および定数 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
型 | 説明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ストリームのオープンモードの型
以下の定数が定義されます。
(typedef) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
書式フラグの型
以下の定数が定義されます。
(typedef) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ストリーム状態の型
以下の定数が定義されます。
(typedef) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シーク方向の型
以下の定数が定義されます。
(typedef) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
イベントの種類を規定します (列挙) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コールバック関数の型 (typedef) |
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(C++17未満) |