std::uses_allocator<std::function>
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< cpp | utility | functional | function
ヘッダ <functional> で定義
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template< class R, class... ArgTypes, class Alloc > struct uses_allocator<std::function<R(ArgTypes...)>, Alloc> : std::true_type { }; |
(C++11以上) (C++17未満) |
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std::uses_allocator のこの特殊化は、 std::function がネストされた allocator_type
を持っていなくてもアロケータ使用構築をサポートしていることを、他のライブラリコンポーネントに知らせます。
目次 |
[編集] ノート
std::function
のアロケータのサポートは、貧弱に規定され、一貫性なく実装されていました。 処理系によってはアロケータ使用構築をまったくサポートせず、処理系によっては必要なコンストラクタのオーバーロードは提供しているけれども指定されたアロケータ引数は無視され、処理系によってはオーバーロードが提供され構築時には指定されたアロケータが使用されるけれども代入時には使用されません。 その結果、アロケータのサポートは C++17 から削除されました。
std::integral_constant から継承
メンバ定数
value [静的] |
true (パブリック静的メンバ定数) |
メンバ関数
operator bool |
オブジェクトを bool に変換します。 value を返します (パブリックメンバ関数) |
operator() (C++14) |
value を返します (パブリックメンバ関数) |
メンバ型
型 | 定義 |
value_type
|
bool
|
type
|
std::integral_constant<bool, value> |
[編集] 関連項目
(C++11) |
指定された型がアロケータ使用構築をサポートしているかどうか調べます (クラステンプレート) |