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std::begin(std::valarray)

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template< class T >
/*unspecified1*/ begin( valarray<T>& v );
(1) (C++11以上)
template< class T >
/*unspecified2*/ begin( const valarray<T>& v );
(2) (C++11以上)

std::beginvalarray に対するオーバーロードは数値配列の最初の要素を参照する未規定な型のイテレータを返します。

1) 戻り値の型は可変 LegacyRandomAccessIterator の要件を満たします。
2) 戻り値の型は定数 LegacyRandomAccessIterator の要件を満たします。

この関数から取得したイテレータは、配列 v に対してメンバ関数 resize() が呼ばれたとき、または v の生存期間が終了したとき (いずれか先に発生した方) に、無効化されます。

目次

[編集] 引数

v - 数値配列

[編集] 戻り値

数値配列内の最初の値へのイテレータ。

[編集] 例外

(なし)

[編集] ノート

std::valarray 引数を取る他の関数と異なり、 begin() は valarray に作用する式から返されることがある置換型 (式テンプレートによって生成された型など) を受理できません。 std::begin(v1 + v2) は移植性がなく、代わりに std::begin(std::valarray<T>(v1 + v2)) を使用する必要があります。

この関数の意図はコンテナのセマンティクスを提供することではなく、 valarray を範囲 for ループで使用できるようにすることです。

[編集]

[編集] 関連項目

std::end の特殊化
(関数テンプレート) [edit]