エラー番号
提供: cppreference.com
<cerrno>
で定義されている各マクロは正の整数値を持つ int 型の整数定数式に展開されます。 ほとんどの値は POSIX のエラーコードと一致しています。 以下の定数が定義されます ('E' で始まり、数字または大文字が続く限りにおいて、処理形は追加の定数を定義しても構いません)。
ヘッダ
<cerrno> で定義 | |
E2BIG (C++11) |
引数リストが長すぎます (マクロ定数) |
EACCES (C++11) |
パーミッションが拒否されました (マクロ定数) |
EADDRINUSE (C++11) |
アドレスが使用中です (マクロ定数) |
EADDRNOTAVAIL (C++11) |
アドレスが利用できません (マクロ定数) |
EAFNOSUPPORT (C++11) |
アドレスファミリーがサポートされていません (マクロ定数) |
EAGAIN (C++11) |
リソースが利用できません、もう一度試してください (マクロ定数) |
EALREADY (C++11) |
接続はすでに処理中です (マクロ定数) |
EBADF (C++11) |
ファイルディスクリプタが正しくありません (マクロ定数) |
EBADMSG (C++11) |
メッセージが正しくありません (マクロ定数) |
EBUSY (C++11) |
デバイスまたはリソースがビジーです (マクロ定数) |
ECANCELED (C++11) |
操作がキャンセルされました (マクロ定数) |
ECHILD (C++11) |
子プロセスがありません (マクロ定数) |
ECONNABORTED (C++11) |
接続が中断されました (マクロ定数) |
ECONNREFUSED (C++11) |
接続が拒否されました (マクロ定数) |
ECONNRESET (C++11) |
接続がリセットされました (マクロ定数) |
EDEADLK (C++11) |
リソースのデッドロックが発生するでしょう (マクロ定数) |
EDESTADDRREQ (C++11) |
宛先アドレスが必要です (マクロ定数) |
EDOM |
数学関数の引数が定義域外です (マクロ定数) |
EEXIST (C++11) |
ファイルが存在しています (マクロ定数) |
EFAULT (C++11) |
アドレスが正しくありません (マクロ定数) |
EFBIG (C++11) |
ファイルが大きすぎます (マクロ定数) |
EHOSTUNREACH (C++11) |
ホストに到達できません (マクロ定数) |
EIDRM (C++11) |
識別子は削除されました (マクロ定数) |
EILSEQ (C++11) |
バイトシーケンスが不正です (マクロ定数) |
EINPROGRESS (C++11) |
操作は処理中です (マクロ定数) |
EINTR (C++11) |
関数が割り込まれました (マクロ定数) |
EINVAL (C++11) |
引数が無効です (マクロ定数) |
EIO (C++11) |
入出力エラー (マクロ定数) |
EISCONN (C++11) |
ソケットは接続されています (マクロ定数) |
EISDIR (C++11) |
ディレクトリです (マクロ定数) |
ELOOP (C++11) |
シンボリックリンクの段数が多すぎます (マクロ定数) |
EMFILE (C++11) |
ファイルディスクリプタの値が大きすぎます (マクロ定数) |
EMLINK (C++11) |
リンクが多すぎます (マクロ定数) |
EMSGSIZE (C++11) |
メッセージが大きすぎます (マクロ定数) |
ENAMETOOLONG (C++11) |
ファイル名が長すぎます (マクロ定数) |
ENETDOWN (C++11) |
ネットワークがダウンしています (マクロ定数) |
ENETRESET (C++11) |
接続はネットワークによって中断されました (マクロ定数) |
ENETUNREACH (C++11) |
ネットワークに到達できません (マクロ定数) |
ENFILE (C++11) |
システム内のオープン中のファイルが多すぎます (マクロ定数) |
ENOBUFS (C++11) |
利用できるバッファスペースがありません (マクロ定数) |
ENODATA (C++11) |
ストリーム先頭の読み込みキューに利用可能なメッセージがありません (マクロ定数) |
ENODEV (C++11) |
そのようなデバイスはありません (マクロ定数) |
ENOENT (C++11) |
そのようなファイルまたはディレクトリはありません (マクロ定数) |
ENOEXEC (C++11) |
実行可能ファイルのフォーマットエラー (マクロ定数) |
ENOLCK (C++11) |
利用可能なリンクがありません (マクロ定数) |
ENOLINK (C++11) |
リンクは切れています (マクロ定数) |
ENOMEM (C++11) |
十分な空間がありません (マクロ定数) |
ENOMSG (C++11) |
所望の型のメッセージがありません (マクロ定数) |
ENOPROTOOPT (C++11) |
プロトコルが利用できません (マクロ定数) |
ENOSPC (C++11) |
デバイスに空き空間がありません (マクロ定数) |
ENOSR (C++11) |
ストリームリソースがありません (マクロ定数) |
ENOSTR (C++11) |
ストリームではありません (マクロ定数) |
ENOSYS (C++11) |
関数がサポートされていません (マクロ定数) |
ENOTCONN (C++11) |
ソケットが接続されていません (マクロ定数) |
ENOTDIR (C++11) |
ディレクトリではありません (マクロ定数) |
ENOTEMPTY (C++11) |
ディレクトリが空ではありません (マクロ定数) |
ENOTRECOVERABLE (C++11) |
状態は復元可能ではありません (マクロ定数) |
ENOTSOCK (C++11) |
ソケットではありません (マクロ定数) |
ENOTSUP (C++11) |
サポートされていません (マクロ定数) |
ENOTTY (C++11) |
入出力制御操作が不適切です (マクロ定数) |
ENXIO (C++11) |
そのようなデバイスまたはアドレスはありません (マクロ定数) |
EOPNOTSUPP (C++11) |
操作はソケットではサポートされていません (マクロ定数) |
EOVERFLOW (C++11) |
値がデータ型に格納するには大きすぎます (マクロ定数) |
EOWNERDEAD (C++11) |
以前の所有者が死にました (マクロ定数) |
EPERM (C++11) |
操作が許可されていません (マクロ定数) |
EPIPE (C++11) |
パイプが壊れています (マクロ定数) |
EPROTO (C++11) |
プロトコルエラー (マクロ定数) |
EPROTONOSUPPORT (C++11) |
プロトコルがサポートされていません (マクロ定数) |
EPROTOTYPE (C++11) |
ソケットに対するプロトコルタイプが正しくありません (マクロ定数) |
ERANGE |
結果が大きすぎます (マクロ定数) |
EROFS (C++11) |
読み込み専用のファイルシステムです (マクロ定数) |
ESPIPE (C++11) |
シークは無効です (マクロ定数) |
ESRCH (C++11) |
そのようなプロセスはありません (マクロ定数) |
ETIME (C++11) |
ストリームの ioctl() がタイムアウトしました (マクロ定数) |
ETIMEDOUT (C++11) |
接続がタイムアウトしました (マクロ定数) |
ETXTBSY (C++11) |
テキストファイルがビジーです (マクロ定数) |
EWOULDBLOCK (C++11) |
操作はブロックするでしょう (マクロ定数) |
EXDEV (C++11) |
クロスデバイスリンク (マクロ定数) |
EOPNOTSUPP
と ENOTSUP
の値が同一かもしれないことと、 EAGAIN
と EWOULDBLOCK
の値が同一かもしれないことを除いて、すべての値は一意であることが要求されます。
[編集] 例
Run this code
#include <iostream> #include <cmath> #include <cerrno> #include <cstring> #include <clocale> int main() { double not_a_number = std::log(-1.0); if (errno == EDOM) { std::cout << "log(-1) failed: " << std::strerror(errno) << '\n'; std::setlocale(LC_MESSAGES, "de_DE.utf8"); std::cout << "Or, in German, " << std::strerror(errno) << '\n'; } }
出力例:
log(-1) failed: Numerical argument out of domain Or, in German, Das numerische Argument ist ausserhalb des Definitionsbereiches
[編集] 関連項目
(C++11) |
標準の <cerrno> のマクロ定数をすべて並べた std::error_condition 用の列挙型 (クラス) |
POSIX 互換のスレッドローカルなエラー番号変数に展開されるマクロ (マクロ変数) | |
現在のエラーに対応する文字列を stderr に出力します (関数) | |
指定されたエラーコードのテキストバージョンを返します (関数) | |
エラー番号 の C言語リファレンス
|