std::rbegin, std::crbegin
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| ヘッダ <iterator> で定義
|
||
| (1) | ||
| template< class C > auto rbegin( C& c ) -> decltype(c.rbegin()); |
(C++14以上) (C++17未満) |
|
| template< class C > constexpr auto rbegin( C& c ) -> decltype(c.rbegin()); |
(C++17以上) | |
| (1) | ||
| template< class C > auto rbegin( const C& c ) -> decltype(c.rbegin()); |
(C++14以上) (C++17未満) |
|
| template< class C > constexpr auto rbegin( const C& c ) -> decltype(c.rbegin()); |
(C++17以上) | |
| (2) | ||
| template< class T, size_t N > reverse_iterator<T*> rbegin( T (&array)[N] ); |
(C++14以上) (C++17未満) |
|
| template< class T, size_t N > constexpr reverse_iterator<T*> rbegin( T (&array)[N] ); |
(C++17以上) | |
| (3) | ||
| template< class C > auto crbegin( const C& c ) -> decltype(std::rbegin(c)); |
(C++14以上) (C++17未満) |
|
| template< class C > constexpr auto crbegin( const C& c ) -> decltype(std::rbegin(c)); |
(C++17以上) | |
指定されたコンテナ c または配列 array の逆の先頭を指すイテレータを返します。
1) コンテナ
c の逆の先頭を指す const 修飾されたまたはされていないイテレータを返します。3) コンテナ
c の逆の先頭を指す const 修飾されたイテレータを返します。
目次 |
[編集] 引数
| c | - | メンバ関数 rbegin を持つコンテナ
|
| array | - | 任意の型の配列 |
[編集] 戻り値
c または array の逆の先頭を指すイテレータ。
[編集] ノート
<iterator> がインクルードされた場合に加えて <array>、 <deque>、 <forward_list>、 <list>、 <map>、 <regex>、 <set>、 <span> (C++20以上)、 <string>、 <string_view> (C++17以上)、 <unordered_map>、 <unordered_set>、 <vector> のいずれかのヘッダがインクルードされた場合も、 std::rbegin および std::crbegin が利用可能になることが保証されています。
[編集] オーバーロード
適切な rbegin() メンバ関数を持たないけれどもイテレート可能なクラスに対して、 rbegin のカスタムオーバーロードを提供しても構いません。 以下のオーバーロードは標準ライブラリによってすでに提供されています。
| std::rbegin の特殊化 (関数) |
[編集] 例
Run this code
#include <iostream> #include <vector> #include <iterator> int main() { std::vector<int> v = { 3, 1, 4 }; auto vi = std::rbegin(v); std::cout << *vi << '\n'; int a[] = { -5, 10, 15 }; auto ai = std::rbegin(a); std::cout << *ai << '\n'; }
出力:
4 15
[編集] 関連項目
| (C++11)(C++14) |
コンテナまたは配列の先頭を指すイテレータを返します (関数) |
| (C++11)(C++14) |
コンテナまたは配列の終端を指すイテレータを返します (関数) |
| (C++14) |
コンテナまたは配列の終端を指す逆イテレータを返します (関数) |
